2013年5月

初めまして＊
今年佐賀の衛生士学校を卒業して、大阪にやってきました〜♥
新人歯科衛生士の江口美紀と申します！
優しい先生と先輩方（隣で佃さんが書け書けと。。。笑）に囲まれて日々、患者様にどうやったらもっと喜んで頂けるか医院全体で試行錯誤しています！

５月のGWを利用してWEの研修に東京まではるばる行ってきました〜＾＾

考え方研修ではまず感謝することの大切さをすごく感じ、この研修にわざわざ大阪から仕事を休ませていただいて参加させて下さった院長先生、スタッフの皆さんに感謝しそれを言葉にして伝えなければいけないなと思いました。

研修では参加した他店舗の皆さんの前で発表する機会をたくさんいただいて、すごく緊張しましたがその中で自分の声が小さいことや笑顔が足りないこと、もっと人を惹きつけるような文章構成をしなければならないことなど、様々な改善点に気付くことが出来たのでこれからお客様と接する上で意識していきたいと思いました。

東京研修で学んだことを自分のものにして、ここもちだ矯正歯科クリニックに通って下さっている患者様に返していきたいと思いました。

初めまして、コンシェルジュの三宅です。
初診カウンセリングを担当させていただいております。
患者様が安心して通っていただける医院作りを心がけております。

私たちの医院に4月から新しいメンバーが加わりました〜〜
新人衛生士の江口さんです♪
笑顔がステキでがんばり屋さんの江口さんとホワイトエッセンスの新人研修に東京へ行ってきました〜〜

研修では、仕事に対する考え方を学び、お客様に対してのおもてなしの心が大切と改めて感じることが出来ました。お客様に喜んでいただく為に日々練習しプロ意識を高め仕事に取り組みたいと感じました。

江口さんが、沢山のひとの前でこれからの仕事に対する意気込みを話す姿に感動＾＾！
これからの成長が楽しみです♡

　当クリニックでは、昨年８月よりホワイトエッセンスに加盟し導入致しました。ホワイトエッセンスは、デンタルエステのフランチャイズチェーンです。
歯のホワイトニングの他、歯のクリーニングや口腔周囲のマッサージなど、様々なメニューを行っております。
　私が、ホワイトエッセンスを導入しようと思ったきっかけは、予防歯科を推進していく上で、歯のクリーニングの技術についてインターネットでいろいろと調べているうちにホワイトエッセンスのサイトを見つけて、痛みなく快適に歯のクリーニングをする技術とは、どんなものだろうかと興味を持ったのが最初です。
　その後、ホワイトエッセンスについて調べて、本を読んだりセミナーを受けたりして、ホワイトエッセンスが技術だけではなく、接遇やお客様を大切にする価値観や仕事に対する考え方などの教育面を重視している事を知り、デンタルエステの導入だけではなく、スタッフ教育面でクリニック全体のレベルアップに非常に役に立つと考え導入する事を決断致しました。
　ホワイトエッセンスを担当するスタッフは、フランチャイズ本部からの定期的な研修も受け、日々技術の向上のため練習もしていますので、是非多くの方にご利用いただければと思います。

　開業から数年経って、スタッフの問題に苦労しつつも、患者様の数はどんどん増えていき、予約が詰まってくると、待合室が座る場所もなくなり、立って待っている人が出てきました。また、衛生士が歯のクリーニングをするためのチェアーの台数も増やす必要もありましたので、クリニックの発展を考えると、もう少し広い場所に移転しなければならないと、開業６年目頃から考えるようになりました。
　近隣のテナントで、ちょうど良い場所が見つかり、それが現在の場所になります。せっかく一から作るのであれば、通われている患者様のためにも、きれいなクリニックを作りたいと思い、普通よりお金をかけて東京のデザイン事務所にお願いして内装の設計をし、開業から７年目でクリニックを移転しました。

　前回の事件の後、スタッフが三宅さん一人になり、しばらく仕事から離れていた妻にも受付を手伝ってもらいましたが、またすぐに優秀なスタッフが数名入り、今は結婚のため退職した大原さんや現在も衛生士として活躍中の佃さんもこのころから勤務しました。
　他にベテランの衛生士も来てくれて順調にいきかけたにみえたのですが、やはり私のマネジメント能力が急に向上するわけでもなく、ベテラン衛生士と三宅さんとの序列をはっきりさせずにコミュニケーションが三宅さんに偏りがちになったりしたためか、一部のスタッフとの関係がギクシャクして、またも半数のスタッフが続けて辞めるという事件を起こしてしまいました。
　前回は、一人しか残ってくれなかったけれども、今度は半数残ってくれたと自分をなぐさめましたが、やはり精神的にきつい経験になりました。矯正治療は大好きなのですが、人をまとめるのは、どうも苦手のようです。
　患者様のためにも、良いスタッフが安定して働く組織を作る事が、その後の大きな課題になりました。

　開業当初は資金面で苦労した事は、先日書かせていただきましたが、４年目からは経営面では順調に推移する一方で、スタッフの問題で、さらに苦労は続きました。
　最初は、アルバイトの募集をして、応募してくれるだけでありがたいような気がしましたので、ほとんど人を選ばずに、来た人を採用しており、業務内容は教えますが、社会人としての教育などはまったく出来ず、返事や挨拶が出来なかったり、仕事上の注意をしても反抗的な態度をとられたりしていました。
　今思えば、コミュニケーション不足から信頼関係を築けなかったり、仕事に対するやる気を起こさせるようなマネジメントの能力が自分に足りない事が問題であったと思いますが、当時は、スタッフに対して特に厳しくした事もないのに、どうしてこうなってしまうのかがわかりませんでした。
　開業から５年目のある日、たまりかねて診療中にもかかわらず、スタッフに対して怒鳴ってしまい、その結果、１人を除いて、皆申し合わせて辞めてしまいました。その時に、１人だけ残ってくれたのが、コンシェルジュの三宅さんです。

　開業から３年目の終わり頃、現在コンシェルジュとして活躍している三宅さんが、受付スタッフとして勤務を開始しました。
　３年目までは、診療の予約も、それ程埋まっていなかったのですが、４年目からは、さらに新規の患者様が増え、それまでの倍以上の患者様が来られるようになり、いつの間にか混み合う医院になってきました。
　これには、まじめに診療に取り組んできた事が、徐々に信頼されるようになってきた部分もあるかもしれませんが、三宅さんの力による部分も大きいと思っています。と言いますのも、私は元来口べたで、治療の説明以外には患者様とお話する事がほとんどないのですが、三宅さんは明るく人懐っこい雰囲気で、患者様とすぐに打ち解け、それだけではなく一人一人の患者様の事をよく覚えています。治療の料金説明などを担当してもらっていても、いつの間にか笑い声などが聞こえてきます。三宅さんの人柄を信頼して当院を選ばれた患者様も、たくさんおられるように思います。今では、矯正治療の事についても大変詳しくなり、私の欠けている部分を補ってくれる重要なパートナーとして、またスタッフのチーフとして、クリニックに欠かせない存在です。

　開業後は、突然院長になって、うれしかった反面、思いのほか苦労の連続でした。
　開業当時、矯正治療については、それまでにある程度経験も積んで、それなりに自信もありましたが、開業は突然の話で、なおかつ緊急の話でもありましたので、経営に関しては何の知識もなく、非常にたよりない状態でした。
　ちゃんとした矯正治療を普通にやっていれば、それなりにやっていけると思っていましたが、まったくそんな事はなく、初年度は新規の患者様が今の１０分の１程度しか来られず、休診日に勤務していた他の歯科医院からの給料を足してもマイナスになる程の赤字で、ある程度公庫から借り入れをしたにもかかわらず、１年後には資金が尽きかけて、どうしようかと思いました。
　その後、２年目には、１年目の倍、３年目には、２年目の倍と新規の患者様が増えていき、ぎりぎりのところで、なんとかなりましたが、それでも２年目でも赤字、３年目で少しだけ黒字ぐらいで、他の勤務先からの収入で生活していました。

今年に入ってホームページをリニューアルし、ブログを始める事になりました。
自分の仕事について、日々考えている事などを、患者様にお伝えしていければと思います。

　まずは、あらためて私の仕事の経歴について簡単に紹介させていただきます。
　平成７年に大阪大学歯学部を卒業後、３年間歯科矯正学講座に在籍し、歯学部付属病院の矯正科に勤務しました。ここで、矯正歯科学について専門的に学び、矯正歯科治療の基本を身につけました。
　大学での研修課程を終了後、矯正歯科専門の医院に３年間常勤で勤務し、矯正専門医の院長の指導のもと、大学時代よりも多くの患者様を診させていただき、また矯正歯科に関する論文を提出して、日本矯正歯科学会認定医も取得しました。
　その後、前記の矯正専門医院に非常勤で勤務しつつ、複数の一般歯科医院にて矯正治療を担当し、矯正専門医として独立して診療を行うようになりました。
　当時は、まだ開業の事は考えていなかったのですが、ある日、勤務先の矯正歯科医院の院長から、堺市の深井で開業されていた矯正歯科クリニックの院長が急逝されたため、矯正治療を引き継いでくれる歯科医師を探しているとのお話を伺い、大阪大学歯学部の矯正科の教授からもご紹介いただき、治療中の患者様を引き継ぐ形で、同じ場所で開業する運びとなりました。平成１５年２月の事でした。